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妥協しがちな人生からいつも本心を選べる私へ。

  • 執筆者の写真: mossco
    mossco
  • 3月1日
  • 読了時間: 3分

米作り・2児の母/ 51才                      



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本心を選べなかった10代。


ヌードを描いてもらうと決めて、「キレイになりたい」と思った。

それは、思えば10代の頃やり残したことだった。


学生時代、何をするにも本心とは少しズレた無難な選択をしがちだった。

明るくひょうきんなキャラだったけど、

本当は仲良くしたい華のある子に話しかけられなかったり、

本当はもっとおしゃれしたかったけど、

自分なんか…と思ってできなかった。


自分のバイト代で通ったジャズダンスの教室。本当は友達と楽しく通いたかったけど、誘って断られるのが怖くて、あえて一人、知り合いのいない中高年層のお教室でこっそり始めたこともあった。


自分の純粋な本心を否定されるのが何より怖くて、そんな恐れを抱くくらいならいつも2番目の選択肢でよかったし、

嫌われるくらいだったら、端っこで存在感を消している方がマシだった。



「社会の枠」矯正ギブス。


根が素直でマジメ。

親や先生の言う「常識」や「ルール」に一生懸命自分を押し込めてきた。


本当は自分の内に、枠に収まらないものを持ってたのに、「みんなと同じ」からハミ出るのが何より怖かった。


ちゃんとしなきゃ、みんなと同じでなきゃ、そんなことにたくさんのエネルギーを使って、自分を楽しませるために使うエネルギーは残ってなかった。


ずっと自分を社会の枠に押し込めるための矯正ギブスをつけていたような状態だったので、そのための筋肉はムキムキに鍛えられてきた。



本音の自分を生きるために。


でも、いざ時代が変わって、「自由にしていいよ」「個性を発揮して」と言われても、今度はその枠からどうやって出ていいのかわからなくて戸惑った。

だってそんな筋肉使ったことなかったから。


それでも、一歩づつ、自分の本音を感じることから自分の解放を始めてきた。


モノを選ぶときにも、油断すると「これでいいか」とか「お手頃だから」とかで「無難」を選んでしまうから、本当に自分にとっての「一番」を選ぶように気をつけている。


お誘いを断るときも、適当な言い訳をせずに、本心を拾い上げて丁寧に正直に相手に伝えることができるようになった。

まだ心はザワザワするけど、さらに相手との信頼関係が深まったように思う。

何より、本音を伝えられるようになったことがとても楽で、嬉しい。



本当は真ん中に存在していたい!


そして、今は本音を伝えて、それでも受け入れてくれる人とだけ付き合っていければいいと思える。

さらにその輪の中で、真ん中に立っていたい自分にも気づいた。


10代の頃はとにかくアンチに嫌われるのが怖くて、目立たないようにしていたけど、本当の自分はいつも真ん中に存在していたいと願っていたのだ。


自分自身を押し込めていた10代の頃は、本当にもったいなかったと思うけど、その矯正ギブスがあったからこそ、今解放のプロセスを経験できるのだ。



ヌードは自分の純粋性。


ヌードを描いてもらたことは解放の第一歩。

「私ってやっぱりこんなにキレイなんだ」と再確認できたし、孫の写真を自慢するおばあちゃんみたいに、自分のヌードを自慢したい!

そして周りのみんなもこれを見て、みんなの中の美しさを出していってほしい。


今回ヌードを描いてもらって、自分の中の純粋性と繋がったと思った。

そして、この美しくて脆い純粋性を見せて否定されるのが、何より怖かったのだと改めて気づいた。


今この自分の中のピュアな部分を身近な人に見せて、受け入れてもらう経験を重ねているうち、だんだん本当の自分を出せるようになってきた。


今は自分が楽しんで機嫌よくいることで、周りが幸せになることも知っている。

近々、ずっとやりたかったダンスも始めようと思っている。

これからもっともっと自分を解放していきたい!




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インタビュー・ライティング/mossco

 
 
 

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